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石川遼精密機械のパターで世界一だ!

石川遼のゴルフスタイルは見るものを興奮と熱狂の渦に引き込むダイナミックなスタイルだ。飛距離のあるショットで距離を詰め最後はホールインワンを狙うような大胆さと華麗さで勝負を着ける。

しかしその裏には父勝美氏と二人三脚で積み重ねてきた精密で合理的な理論がある。そしてもはや敵は国内ではなく世界の強豪へと焦点が移っている。

そして身近な存在では松山英樹の台頭も目を引く。そんな中石川遼により完璧なゴルファーになるために技術改革の志が芽生えようとしている。

今回の記事はその全貌を明らかにしていこうと思う。
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点と点を結びつなげ始めた石川遼


どんな競技もまず点となる技術が存在する。サッカーではインサイドキック、インステップキック、トラップなどそれぞれ点となる技術がありその点となる技術を他の点とより効率的に結びつけて素晴らしい結果が生まれる。石川遼のゴルフも例外ではない。

石川遼の特徴としてはまず素晴らしい筋力と柔軟性にとんだバランス性から繰り出される飛距離のあるショットが挙げられるが真に優れているのはそれだけではない。

吸収力、洞察力、適応能力などより高い次元に行くためのインテリジェンスな部分だ。その優れた部分をもっとも必要とするプレイがある。

そのプレイとは!そのプレイについては次の小見出しで展開していくことにする。
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パターは石川遼の生命線


そうパターなのだ。実は石川遼がここまで優れた成績を残してこれたのはパターが優れているからだ。華やかなウッドやアイアンでのショットに目が行きがちだがパターの精密さがこれまでの石川遼を支えてきた。特に石川遼は2014年ごろからパターの精密さが増してきて成績が思わしくなくても何とか高順位を保てることも実に多い。海外の強豪は優れた身体能力で飛距離十分のショットを繰り出すだけでなくショートゲーム、つまりパターの技術に優れている。

石川遼は世界一に向けパターの技術を完成させることを最近の課題として打ち出している。先ほど書かせていただいたがウッド、アイアン、パターという一つ一つの技術を結びつけることによって石川遼はより高い次元のゴルファーになるであろう。そして彼はもう一つちょっとした改革をした。

では次の小見出しでパターのことについてもう少し掘り下げて話を進めていく。
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パターの難しさ


ゴルフは以前の記事でも書かせていただいたが精神力が勝敗を左右する競技だ。とりわけパターは最もゴルフの中で精神力が問われるプレイの一つだ。

今まで筋力をフルに使いショットを打ち出してきたかと思えばいきなり静止運動から入る。無論ショットも静止運動だが、勝負のかかるワンシーンゆえプレッシャーがものすごいはずだ。

しかもギャラリーの視線はそのワンプレイに注がれる。色々なことが頭をよぎるはずだ。マイマスの心理が頭をよぎることもあるだろう。

そして石川遼は2014年からパターの長さも37,5インチに変えなければならないと判断した。長さも競技に大きく影響するようだ。長くした理由は単純に試行錯誤していたら自然に理想の長さになったという。日ごろから研究熱心な彼らしく感覚を重視したようだ。ゴルフは道具のスポーツといわれているように彼も道具に対しては相当入れ込みがあるようだ。パターは道具の長さ、風向き、会場の様々な特徴を考慮しなければならない難解なものだ。
しかしその難解なパターのプレッシャーをまるで楽しむかのように得意とする石川遼の秘密を次の小見出しで展開していくことにする。

父勝美氏の合理的理論


今現在2014年石川遼のパターの技術はインチを変えさらに目を見張るものがあるが、小学生のころは苦手なプレイだった。そんな時父勝美氏はパターを抱いて寝るように指示した。

そのようにすればパターを好きになれると教えた。これはシンプルだが最も合理的な理論だ。パターがうまくなりたかったらパターを好きになればいい。

だがもう一つ素晴らしいエピソードがある。パターは練習のときにしてもあまり上達しない。プレッシャーのかかる試合でこそ上達するという勝美氏の教えだ、確かに練習のときはプレッシャーはかからないからパターを決めやすい。だから試合中のパターのときこそ上達するものだという理論を持っている。

もちろん普段から全くパターの練習をしないわけではない。しかし練習のときはショットの練習に時間の大半を割くそうである。

試合の緊迫感ある中でこそ彼は他のどんな選手よりも集中してパターの技術を向上させてきたのであろう。

2014年の石川遼


最近の石川遼を見ていると安定したゲームを作っていると思う。特に2014年からパターが飛躍的に進化した感じが石川遼の印象だ。パターの長さも37,5インチにして素晴らしい感覚をつかんだ要因もあるだろう。思えばタイガーウッズなどの素晴らしいゴルファーはパターも一流だ。その姿にダブって石川遼が見えるのは私だけだと思うが2014年からフォーム改造といい石川遼の中で何かが目覚めたといっていい。

一昔前の彼なら華々しい勝利と敗北が裏表の脆さがあった気がする。またそれが彼の魅力であったが。しかし2014年真の安定感を身につけ弱点が見当たらないゴルファーになりつつある。

まとめ


今回は石川遼のパターのことについて書かせていただいた。私は彼がより世界一を狙うのにショートゲームを極めるのは安定感を出すのに絶対必要だと思っているが、その一方で以前の荒削りで未完成な石川遼も好きだった。なんか穴がなくなるのも寂しい感じもする。
人間の感情は不思議なものである。自分の好きな対象が欠点があるほうがより愛らしいという矛盾性が心のどこかにあるものだ。そんなことを感じながら今回の記事を書かせていただいて誠にありがとうございました。2014年はパターのインチを長くして再出発を果たそうとしている石川遼を皆さんの熱い応援で包んであげてください。お願いします。
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